このお寺は、歴史のある古いお寺ではありません。平成5年10月に誕生した歴史の浅くて小さなお寺です。この小さなお寺の成り立ちというか沿革をお話ししましょう。
そもそも首都圏には浄土真宗のお寺はそう多くはありませんでした。しかし、近代の東京首都圏一極への集中的な人口増加は、深刻なお寺不足という問題を生んでしまいました。家の近くにお寺を探しても浄土真宗のお寺が見つからない。そういう問題からお寺不足解消のために、宗派が考えた対策が都市開教という事業でした。築地本願寺内に「東京首都圏都市開教対策本部」を設置し、お寺のない地域に「浄土真宗のお寺」を宗派の事業によって、新たに開設させていくというものです。このような経緯をもって浄照寺は誕生しました。
沿革
期日 | 沿革 | 名称 |
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平成 5年10月 | 川崎市高津区に寺基開設 | 浄土真宗本願寺派川崎布教所 |
平成10年10月 | 現在地に寺基移転 | 浄土真宗本願寺派浄照教会 |
平成16年 3月 | 宗教法人浄照寺設立 | 浄土真宗本願寺派浄照寺 |
法友(For you)
浄照寺には檀家制度がありません。親鸞聖人を宗祖と仰ぐ、浄土真宗の門徒(信者)であれば、どなた様でもお仲間になれます。